華やかな夜が過ごせる日本三大曳山祭り「秩父夜祭」に行ってみよう!
毎年冬に埼玉県秩父市で行われている「秩父夜祭」は、ユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統あるお祭りです。今回はそんな世界規模に華やかな夜を盛り上げる「秩父夜祭」の魅力を見ていきましょう。
【1.そもそも日本三大曳山祭りって?】
日本三大曳山(ひきやま)祭りは、京都祇園祭、飛騨高山祭、そして秩父夜祭の3つの祭りの総称となっています。どの祭りもスケールが大きく伝統があるのが特徴です。
曳山とは山車のことで、どの祭りでも華やかできらびやかな山車を見ることができます。曳山を飾り立て街の中を練り歩くのが祭りの醍醐味と言えるため、子供から大人まで参加し、伝統行事を盛り上げます。
【2.「秩父夜祭」の魅力は?】
埼玉県で行われている秩父夜祭りは、曳山と花火を同時に楽しめると評判のお祭りです。曳山は、国の重要無形文化財に指定されています。
秩父夜祭では複数の曳山が祭りで使われ、それは屋台と呼ばれています。秩父夜祭の曳山は夜になると提灯が灯され、オレンジ色の光がきれいに輝きます。そして曳山の背景には花火が打ち上げられるのです。その曳山と花火のコンビネーションを見るために県外からも大勢の観光客が押し寄せます。
また太鼓のリズムと「ホーリャーイ、ホーリャーイ」という掛け声でお祭りがさらに盛り上がり、冬の夜も群集の熱気でお祭りを楽しめます。
クライマックスとなる曳山と花火以外にも秩父神社では、歌舞伎など神社のお祭りならではのイベントを楽しむことができます。
【3.アクセスや混雑は?】
「秩父夜祭」は、毎年12月に行われ、約20万人の観光客が参加するお祭りです。
電車で秩父駅へアクセスできる他、臨時駐車場も多く設けられるため、車で会場近くまで行くこともできます。また関東地方の主要都市からツアーも組まれているので、利用するのもおすすめです。
曳山の周辺や花火が見られる時間帯は大変混み合いますので、時間に余裕をもって会場に行き、安全にお祭りに参加できるようにしましょう。曳山は街中を移動するため、歩きやすい恰好で、冬の気候にも対応できる服装で出かけると良いでしょう。
「秩父夜祭」は華やかな山車と花火を合わせて楽しめる絶好のチャンスです。山車である曳山の鮮やかな飾りに魅了されてしまうだけでなく、伝統の祭りの熱気に圧倒されてしまうはずです。あなたもこの冬は「秩父夜祭」に参加してみてはいかがでしょうか。
コメント