日本一長い盆踊りを見に行こう!岐阜の「郡上おどり」
日本の夏祭りの風景で思い浮かべる人も多いのが盆踊りですよね。踊るのは恥ずかしいし、盆踊りは盛り上がらないと思っている人必見の、日本一長い盆踊り岐阜県で毎年行われています。盆踊りを見直す良い機会として、「郡上おどり」に参加してみませんか。
【1. 「郡上おどり」とはどんなもの?】
「郡上(ぐじょう)おどり」は、岐阜県の郡上市で行われる盆踊りです!盆踊りと言えば、太鼓などを演奏するための屋形の周りをぐるぐる回りながら踊るイメージがありますよね。郡上おどりでも、屋形を囲み、ぐるぐると何周もの列ができ、みんなで踊りながら周りをまわっていきます。曲によって円だけでなく様々な形に動きながら踊ります。
平安時代に流行った盆踊りですが、現在の郡上おどりにも出てくるいくつかの踊りは江戸時代に成立したものです。
他の盆踊りと同じように、自由に参加することも、円から出ることもできるので、初めて参加する人も気兼ねなく盆踊りを楽しむことができます。盆踊りに参加する時には、浴衣と下駄で参加する人が非常に多く、見ているだけで夏の華やかさを感じることができます。
【2.日本一長いとはどういうこと?】
郡上踊りが日本一長いと言われるのは、盆踊りが開催される期間のことなのです。なんと7月中旬から、9月上旬の33夜にわたって盆踊りが開催されます。
会場は一夜ずつ変わり、街のいたるところが会場となります。一番盛り上がるのが8月13日~16日の4日間で、「徹夜おどり」と呼ばれています。
【3.会場までの行き方は?】
郡上おどりの会場となる岐阜県郡上市までは車でのアクセスが便利ですが、会場によっては郡上八幡駅から徒歩で行ける場合もあります。
また盆踊りのために設置されて駐車場からは無料のシャトルバスが用意されているので、土地勘がない人も安心して参加することができます。徹夜おどりの期間中は、駐車場もいっぱいになってしまうこともあるので、早い時間に会場に着けるように心がけましょう。
市内には宿泊地や飲食店も多数あるので、盆踊りの日程に旅行を合わせて組めば、昼間に観光を楽しむこともできておすすめです。
盆踊りの期間中はその日によって会場が変わるので事前に会場がどこになるかをチェックしておくこともお忘れなく!
日本一長い盆踊りを見ることで、盆踊りの楽しさや夏の風情を味わうことができるはずです。「郡上おどり」のクライマックスである徹夜おどりの盛り上がりを一度体験してみたいものですね。
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