何が違うか知ってる? みりんとみりん風調味料の違いとみりんの使い方

料理

Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/hayarin/yakudatetai.com/public_html/wp-content/plugins/rich-table-of-content/functions.php on line 490

何が違うか知ってる?
みりんとみりん風調味料の違いとみりんの使い方

調味料はさしすせその順番に、という言葉を聞いたことありますか?
さ(砂糖) し(塩) す(酢) せ(せうゆ→しょう油) そ(みそ)というあれです。
みそだけとってつけた感が否めませんが、実践するかどうかはともかくとして聞いたことはあると思います。

ところで、みりんってこの中に入っていないですよね。
だからかどうかはわかりませんが、さしすせそ調味料が野球のレギュラーや一軍だとするとみりんってどうしても控えというか2軍というかそんな感じがしませんか。
みりん、使ってないおうちも結構あると聞きます。私の友人にも家にないという人が何人かいます。
いてもいなくてもいいようなそんな調味料、みりん。今回はそのみりんにスポットをあててみます。

~そもそもみりんとは?~
みりんは漢字表記すると『味醂』と書きます。みりんには大きく分けて2種類あり、本みりんとみりん風調味料にわけられます。

本みりんは米や米麹に焼酎やアルコールを加えて熟成させ、濾したものなので本来みりんは酒店やお酒を販売できるお店でしか売られていません。アルコールが14%以上含まれているのできっちりと酒税もかかってきます。
お酒ですのでいいみりんはリキュールのように飲めるのだとか…。

一方のみりん風調味料はアルコール分が1%未満に抑えられているため煮切る必要がありませんが、アルコールによる調理効果は期待できませんが安価に手に入れられます。
本みりんはお酒の仲間ですが、みりん風調味料はお酒ではありません。

~みりんの効果はこんなに!本みりんはさらに効果倍増!~
では、みりんを使うとどのような効果があるのでしょうか。
まずは、みりん風調味料と本みりんに共通する働きからまとめます。
・料理に照りとつやが出る
・甘みをつける(砂糖とは由来が違う甘味なので風味が加わる)
・味をまとめる

みりんといえばつやと照り!これはお酒と砂糖をただ単純に加えることでは代用できないそうですよ。

そしてここからは本みりんのみに期待できる効果です。
・煮崩れの防止
・魚の臭みをとる
・味がしみこみやすい
・深いコクとうまみが出る
・素材の身を締め、味が外に溶け出すのを防ぐ

みりん風調味料との大きな違いであるアルコールの量でさらにこれだけ効果が出るんです。
発酵食品ですので米やもち米が発行する際にでるアミノ酸やペプチドなどうまみ成分やブドウ糖・オリゴ糖などの優しい甘みも期待できます。

みりん風調味料を本みりんにかえるだけで料理の腕がワンランクアップ間違いなしです。

~みりん風調味料はいらない?~
本みりんのほうが料理はおいしくなります。それはもう疑いようはありません。
ではなぜみりん風調味料なるものが売られているのか。
調べてみました。
・安い
・どこでも買える
・煮切る必要がないので加熱しない料理の甘味に使える

以上三点が大きいようです。
しょう油や砂糖ほどハイペースではなくならないでしょうがそれでもそこそこ使うのですから長いスパンでで考えると数十円の差は小さくはないかもしれませんね。
ちょっとだけ使いたい調味料は百均で小さいのを購入したりする人もいるでしょうが、そんなときもみりん風調味料なら問題なく買えます。みりんはお酒なので百円ショップにはありません。
アルコールが少ないので、煮切らずにさっとおひたしに使えたり、極端にお酒に弱い方の朝食に使ったりするにはみりん風調味料は活躍しそうですね。

~まとめ~
みりんと一言にいっても奥が深いですね。
アルコールの面で心配がない方はぜひともみりんを調味料として活用し、お料理をワンランクアップしてください。
私もずっと本みりんですが、酒税分が惜しくないくらいつやと照り、味がいいですよ。
調味料がどれだけ料理の味の肝であるかぜひともお試しください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました