賢く使おう冷凍野菜 冷凍野菜ならではの利点とは?

毎日のお弁当に欠かせない冷凍食品。
最近はレンジでチンをすることすらしなくてもよいものが出ていて、こんなに甘やかされていいのかなんて思いながらもついついお世話になっています。
おかずのほうは頻繁にお世話になる冷凍食品なのですが、素材の冷凍野菜のほうはそういえばコーンぐらいしか使わないのですがどうでしょうか?

冷凍野菜ってコーンやブロッコリー、ミックスベジタブルくらいなのかと思っていたら、今は里芋やレンコンなどの根菜もあるんですね。
全然気にもとめていなかったので知らなかったです。
今回は冷凍野菜についていろいろ調べてみました。

~冷凍野菜のメリット5つ~
冷凍野菜というと、何となく栄養価が落ちているんじゃないかというイメージがありませんか?冷凍食品は多用しているので矛盾しているのですが野菜は生のもののほうが栄養が豊富な気がします。
あえて冷凍野菜を使うメリットとはなんなのでしょうか。

メリット1. 適切な前処理による時短調理
野菜の洗浄、皮むき、下茹でが行われているため調理までの時間が大幅に短縮されます。
下茹でも「ブランチング」と呼ばれる作業で完全に火を通すわけではなく7割程度におさえているため炒めても火が通りすぎることはありません。

メリット2. 急速凍結によって食品の組織を壊すことなく保存できるので長期間もつ
急速に凍結しているため細胞組織が壊れることがなく長期保存しても味が落ちにくいです。

メリット3. -18℃での保存で細菌が繁殖しないため保存料を使っていない
冷凍野菜は微生物が繁殖しない-18℃以下で製造・流通しているので保存料を使う必要がありません。

メリット4. 天候によって価格が変動しない
野菜の値段と天候は切っても切れない関係にあります。
冷夏や長雨、台風で信じられない値段になることもありますよね。
ところが冷凍野菜は店頭に並ぶまでにタイムラグがあるので生の野菜が高騰する中値段が変わりにくいという利点があります。

メリット5. 実は栄養価が高い
冷凍野菜は野菜が一番収穫され価格が安いときのもの、すなわちその野菜が旬の時を狙って新鮮なまま凍結してあるので栄養価が高いのです。

栄養価が高いのは驚きですね。勝手に栄養はないと思っていました。

~冷凍野菜のデメリット2つ~
メリットがあればもちろんデメリットもあります。

デメリット1. 生野菜としては使えない
冷凍野菜はブランチングという加熱処理がなされていますので生野菜としてたべることはできません。しかし、ブロッコリーやコーンなど火を通してサラダに使うものには関係ありませんね。

デメリット2. 旬の野菜に比べると値段が高い
天候が悪いときには冷凍野菜のほうが安くつくこともありますが、天候に恵まれたときは新鮮な野菜よりも値段が高くなります。

デメリットはありますが時短調理や、少しずつ長期にわたって食べたい時など便利な場面が多いですね。

~おいしく解凍するには~
冷凍野菜は味も栄養価も生の野菜と遜色がないと書きましたが、おいしく解凍するには少しコツがあります。

■ホウレンソウ■
炒める場合は凍ったまま油を敷いたフライパンでいためましょう。
おひたしにする場合は冷蔵庫で解凍してしぼってから使いましょう。急いでレンジやお湯をかけると食感が悪くなります。

■ブロッコリー■
炒める場合は凍ったまま油を敷いたフライパンでいためましょう。
シチューや付け合わせに茹でたものを使う場合は冷蔵庫で解凍して使いましょう。急いでいるときにレンジやお湯を使う場合は表面の霜が消える程度で止めることが茹ですぎを防ぐコツです。

■根菜■
根菜ミックスという里芋やニンジン、レンコン、ゴボウがセットになった大変便利なセットがあるのですが、根菜はカットの必要がなければ冷凍のままいきなり煮ても大丈夫です。
小さくカットするときも過熱で解凍するのではなく軽く自然解凍してから切りましょう。

総じて解凍の時には解凍しすぎないというのがコツのようです。
冷凍野菜にはすでに火が通っている ということを頭に留めておきましょう。
※一度解凍したカット野菜を再冷凍すると、味や栄養価が格段に下がります。
食中毒の原因となる細菌やウイルスが解凍によって増殖を始めてしまうので、再冷凍厳禁でできるだけ早く加熱調理をして食べましょう。

~まとめ~
冷凍野菜は下ごしらえががすでにされているので時短になるばかりか栄養価も遜色なく、長期保存もできるという便利な食材です。
解凍方法に気を付けて毎日の食卓に活用してください。