時短の味方!ツナ缶でお腹を満たす一皿教えます
バタバタと日々の家事や仕事、育児に追われて気が付いたら夕飯時。
自分に金銭的に余裕があれば外注したり、外食したり、宅配サービスを頼んだりできても
できるならそんなコストは省きたいところ。
そんな時に最低限の調理でお腹が満たされたらうれしいですよね。
今回はお馴染みのツナ缶を使って手軽に作れる一品をご紹介します。
その前に少しツナ缶についてお勉強です。
~ツナとシーチキンはちがう?~
そもそもツナとはマグロやカツオなどの魚、もう少し広い意味ではそれらの魚を使用した加工品のことをさします。
ではシーチキンは何をさすのでしょうか。
これは実ははごろもフーズ株式会社が製造販売している商品名の一つで登録商標となっています。
正確には同じではないのですが、日本国内で売られていたツナの半数以上をはごろもフーズのシーチキンが占めていたためツナ=シーチキンとなったようです。
~水煮と油漬けの違いは?~
ツナ缶といっても大きく分けて水煮と油漬けに分けられますが一体どう違うのでしょう。
なんとなく油につけているものよりは水煮のほうがヘルシーなのかな?と感じますが実際のところどう違うのでしょう。
オイル漬け
■メリット
コクがありジューシー。調理せずにそのままおいしいので気軽に料理に使いやすい
■デメリット
高カロリーで油っぽいためダイエットには向かない。
油をきって使うと油に溶け込んだ栄養を逃がしてしまう
水煮
■メリット
低カロリーで高たんぱく、ダイエット向き
スープに溶け込んだ栄養丸ごと使っても低カロリー
■デメリット
油分がないのでぱさつく
コクや味わいが少し物足りない
時短でささっとおかずにするにはそのままでもおいしい油漬けのほうが便利といえますが、3倍くらいカロリーが違うのでちょっと迷うところですね。
自分の優先度(時短か、ダイエットか、味か)によって使い分けてみてください。
~主食+ツナ缶料理~
■ご飯+ツナ缶+のり+マヨネーズ+ごま油
おにぎりの定番のツナマヨ、いつどこで誰が発明したのかは定かではありませんがおいしいですよね。一気に認知されたのはセブンイレブンで1983年に発売されてかららしいですよ。
よそったご飯にちぎったのりをのせ、ツナマヨをのせてごま油を垂らすだけで出来上がりのお手軽丼です。
青じそを刻んだものや、水にさらした玉ねぎと黒コショウなんかを混ぜてもおいしいです。
マヨネーズの油分とごま油の油分が加わるので水煮でも大丈夫ですが油漬けのほうが三重の油がおいしいです。
■パスタ+ツナ缶+梅干し+青じそ
これはぜひ油漬けのツナで作ってください。ソースの代わりになります。
茹でたパスタに粗目につぶした梅干しとツナ、青じそをさっと混ぜて出来上がり、
梅干しをトマトに変えても安定のおいしさです。
■パン+ツナ缶+マヨネーズ+(チーズ)
サンドイッチなんて面倒だ!というときにツナマヨを食パンにのせてチンしてしまいましょう。
チーズを足すもよし、玉ねぎを足すもよしです。
これもマヨネーズが足されるのでカロリーが気になる方は水煮のほうがいいですね。
~ツナ缶+いつものおかずでボリュームアップ~
■ ポテトサラダ+ツナ缶
分量はお好みでどうぞ。
ポテトサラダにマヨネーズがはいっているので水煮でもおいしく仕上がります。
■ 蒸しナス+ツナ缶
ナスを縦半分、ふんわりとラップをかけて電子レンジで3分ほど加熱して蒸す。
蒸しあがったナスを手で割いてツナ缶と和え、ポン酢をかける→できあがり
しょうがやカイワレ大根、青じそなどを添えればちょっとした小鉢になりますが何もなくてもOKです。
蒸しナスがあっさりしているので油漬けがおすすめです。
■ ホウレンソウのおひたし+ツナ缶
あっさりしたほうれん草のおひたしがツナ缶を加えることでボリュームアップします。
ツナの油がほうれん草をまろやかに包んで子どもも食べやすくなります。
■ 大根サラダ+ツナ缶
棒状にした大根に塩をまぶして水気を絞ったものにツナ缶、マヨネーズを和え最後にポン酢をお好みで。
水菜が入っていてもおいしいですね。
クルミやナッツなんかも歯ごたえが面白いです。
大根があっさりしているのでツナは油漬けのほうがおすすめです。
~まとめ~
火を使わずにツナ缶を開けて調味料を加えると完成するものを集めてみましたがいかがでしょうか。
目新しいものはないかもしれませんが、何にでも違和感なく混ざれる便利な食材だということがお分かりかと思います。
火をつかえばバリエーションはさらにアップ。
ツナ缶ライフ、お楽しみください。
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