伝統的な奈良のゆり祭り「三枝祭」に行ってみよう!

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伝統的な奈良のゆり祭り「三枝祭」に行ってみよう!

白いゆりの花は上品で美しいですよね。ゆり祭りは国内でも珍しく、あまり行われていませんが、奈良県の率川神社では、毎年6月にゆり祭りが行われています。日本最古の祭りで、伝統の祭りの風景が見られる貴重な機会です!今回はそんな「三枝祭」の魅力に迫ります!

【1. 「三枝祭」の歴史は?】

「三枝祭」は、飛鳥時代の文武天皇に始まられました。日本最古のお祭りと言われており、悪疫退散のお祭りとして始められました。

会場となる神社にお酒を奉納する儀式が1300年行われており、奉納する巫女が笹百合を身に付けていることから、別名「ゆり祭り」と呼ばれるようになりました。

笹百合は地元の三輪山の近くでよく取れたために身に付けるようになったそうです。

「三枝祭」は行われていない時期もありましたが、明治時代に再び行われるようになり、現在でも伝統は引き継がれています。

【2. 「三枝祭」の見どころは?】

「三枝祭」の見どころは、何といっても優雅な巫女の舞や振る舞いです。

奈良駅から行列が神社へ向かう「ささゆり音頭」が特におすすめです。行列には、花車にささゆりを乗せた物や華やかな衣装に身を包んだ踊り子を見ることができます。

また4人の巫女が「三枝のゆり」を手に持ち、神楽「うま酒みわの舞」を優雅に舞います。普段はなかなか見られない巫女の姿に魅了されてしまうはずです。

他にも、子供が可愛らしい伝統の衣装を着て、行列で練り歩くイベントなど、楽しいイベントが多く行われます。奈良市内の歴史ある町並みと伝統のお祭りの光景は他では味わえない魅力がたっぷりで、ささゆりの美しい花にも魅了されてしまうはずです。

【3.会場周辺はおすすめスポットがいっぱい!】

率川神社の周辺には、奈良県を代表する楽しい観光スポットが多くあります。お祭りに合わせて市内を観光してみましょう。

大仏のある東大寺や興福寺などの世界遺産巡りだけでなく、依水園や吉城園など自然を身近に感じられる庭園巡りもおすすめです。

また奈良国立博物館で、重要文化財に指定された仏像を見られるだけでなく、建物自体が西洋建築の代表であるため、見応えがあります。

奈良市の生活感のある風景が見たいのであれば、奈良市ひがしむき商店街がおすすめです。どこか懐かしさを感じられるお店が多く、ほっこり温かい気持ちになれるはずです。

奈良市内には宿泊施設や飲食店も多くあるため、お祭りの期間に合わせて奈良旅行をしてみるのも、良い思い出ができて良いでしょう。

【4. アクセスや混雑状況は?】

会場となる率川神社は奈良近鉄駅から出ているバスを利用し、アクセスすることができます。バスは市内の人気路線であるため、本数も多くあり、利用しやすくなっています。

お祭りの開催期間は、周辺が非常に混み合い、駐車場を見つけるのはなかなか大変になってしまうので、公共機関を利用するのがおすすめです。車でアクセスする場合には、周辺に駐車することができるか確認してから出かけるようにしましょう。

また率川神社は大きな神社ではないので、良い場所でお祭りを見たい場合には、早めに会場に到着できるようにしましょう。

また奈良駅から神社まで練り歩く行列の見物は非常にたくさんの観光客が集まるので、子供連れの場合は迷子などに気を付けましょう。

「三枝祭」では、ゆりの魅力を知ることができるだけでなく、日本最古の伝統を身近で感じることができます。また奈良県の中心部で行われているため、アクセスもしやすく、世界遺産などの他のスポットの観光も楽しめるので一石二鳥です。あなたも毎年6月に行われている「三枝祭」に参加してみましょう。きっと奈良の新しい魅力に出会える旅になるはずです!

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