頭が良くなる知育遊び?伝統的なお正月遊びを楽しもう!
お正月遊びを子供のころに楽しんだ人も多いのではないでしょうか。お正月に親せき同士で集まったのであれば、子供も大人も一緒にお正月遊びを楽しみたいですよね。お正月遊びは頭の回転を良くしてくれ、集中力が高まるものも多いものです。今回は、そんな伝統的なお正月遊びを紹介します。
【1.かるた】
かるたは、お正月遊びの代表的なもので、読み手が読んだ文の最初の字の書かれた札を取る、というものです。かるたは昔から伝わる遊びとして、お正月にも行われているのです。
実はかるたは、2歳頃からできる遊びです。ただ2,3歳の子は、お正月に初めてかるたをやるのではなく、少し絵や文に慣れておかなければ、上手く札を取ることはできないでしょう。お正月にどんな年齢の子供が集まるかによってかるたを選んであげると良いでしょう。
かるた遊びはルールも簡単ですし、やり始めると集中してできる遊びなので、集中力があまりない子や語彙力を増やしたい子供、それから頭の回転を速くしたい大人にもぴったりです。
【2.羽子板】
羽子板は、木の板で羽を打つというものですが、現在ではあまり遊ばれなくなってしまいました。
羽子板は初正月を迎える女の子の赤ちゃんに贈るものでした。悪い鬼を追い払って、健やかに元気に生きていくようにという願いが込められていたのです。お正月には羽子板を家に飾るという家も現在もあると思いますが、実際に羽子板で遊んでみましょう。
冬の寒さの中でも羽子板をすると体が温まりますし、小さな羽を打つためには集中力もつくため、良いことばかりです。
羽子板はもちろん飾るためのものと、遊ぶためのものがあります。おもちゃ屋さんで購入できるシンプルなデザインの羽子板を用意し、お正月も外で思いっきり遊びましょう。
【3.坊主めくり】
坊主めくりは、かるたと同様絵の描いた札を、読み手の読んだ文を聞きながら取る遊びである百人一首を使って行うものです。ルールは裏返しにした絵札を順番に取っていくものです。坊主が出たら、自分の集めた札をすべて出し、姫であればすべての捨て札をもらうことができ、男性札であればそのまま自分で持っていることができる、というルールがあります。
百人一首で読まれる文を知らなくても、できる遊びで、しかも二人から楽しめるので、子供も大人もお正月に手軽に楽しめます。
速さを競うものではないので、馴染みのない絵を見ながら、日本画を楽しむことができます。
【4.すごろく】
すごろくは、サイコロを振り、出た数字の分だけコマを進めるボードゲームです。こちらもお正月遊びの代表で、現在では人生ゲームもすごろくに似たルールで楽しまれていますよね。
すごろくの楽しさは、コマを進めるだけでなく、振出しに戻ったり、1回休まなければいけなかったり、単純なルールでもなかなか終わらないところだと思います。小さな子供は、すごろくを通して数字に親しむことができます。
ある程度年齢のいった子供や大人はより複雑なルールなクイズなどもついているすごろくを選ぶと、すごろくを通して知識を高めることもできます。日本地図や世界地図を使ってコマを進めるすごろくなど知育要素の強いものを利用すれば、すごろくを通してしっかり勉強ができますね。
すごろくはゲームを終了するまでに時間がかかるものなので、たっぷり時間のあるお正月休みを楽しむためにはぴったりですよね。
伝統的なお正月遊びは子供だけでなく、大人も楽しめるのが嬉しいですよね。あまり馴染みのない遊びも多いかもしれませんが、日本文化に触れ、新しい世界を知るためにも、伝統的なお正月遊びで楽しいお正月を過ごしましょう。
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